[茶×チョコ]ペアリング for「茶の間」プロジェクト
この度コンチェでは静岡県中部エリアの観光活性化に取り組む公益財団法人するが企画観光局(静岡市)と共同でチョコレートを用いた新しいお茶の楽しみ方を提案する商品を開発いたしました。
茶畑で頂く贅沢なお茶体験に新たな魅力を加える取り組みです。
静岡県中部エリア6箇所の様々なお茶(煎茶2種・ほうじ茶2種・紅茶・烏龍茶)の特長に合わせた産地別カカオのタブレットをペアリングしました。
カカオの風味にそれぞれの素晴らしい茶香が合わさることで、華やかな香りが引き立つものや、奥に潜んでいた香りが強調されて印象を一変するもの、まろやかな旨味にリッチな重厚さを与えるものなど単体では気づくことができない新たな香りの表情を見せてくれます。
開発秘話
企画当初はチョコレートとお茶を使った菓子がテーマとなって試作を行っていました。
ですが繊細なお茶とチョコレートを一つの菓子で両立することは難しく、特に煎茶ではその良さを感じられません。いわゆるお茶の菓子の領域に収まってしまうような平凡なものしか出来ませんでした。
茶葉の粉末は本来の姿である淹れた「お茶」を超えることはできない
この「茶の間」プロジェクトはお茶を飲むことが体験のメインです。
あくまでチョコレートはそれに寄り添うような立ち位置で充分なことが幸いしました。
「茶の繊細な香味にシングルオリジンのチョコレートが合う。」実は以前より自分自身の体感として認識していました。
この事をはっきりと認識した段階でアプローチを変更し、「お茶」と「チョコレート」それぞれが最高の状態を組み合わせることを提案しました。
当店ではカカオが持つ香味を最大限に感じられるよう、渋みや酸味など余分な雑味を排除するようなイメージで、心地よい余韻が感じられるチョコレートを常日頃意識して製作しています。
もしそれがカカオの雑味が残ったチョコレートでは、繊細な茶の香味を打ち消してしまい、渋みや苦味が後に残り心地よい余韻を得ることはできません。
それはお茶に対しても同じことが言えます。
雑味の多いお茶ではその交わった余韻を楽しむことはできません。
私達のチョコレートと「茶の間」それぞれの良質なお茶があったからこそ出来た商品です。
口の中に流れ込む暖かさがチョコレートを雪解けのように溶かし、堰を切ったように様々な香りを開放する。
それは茶、チョコレート、それぞれ単体では成し得ない体験です。
最高のロケーションでいただく最高の茶体験にチョコレートで彩りを添えて驚きを提供します。
ぜひこれを読んでくださった貴方にも、この新しい楽しみ方を茶畑の中心でいただく最高のロケーションでご体感いただけましたら幸いに思います。
《以下プレスリリースより》
茶畑パノラマ独り占めで人気の「茶の間」に新しいお茶の楽しみ方誕生
地元で人気のチョコレート専門店とコラボした<日本茶とチョコレートのマリアージュ>
「茶の間」オリジナルスイーツ 誕生
静岡県中部エリアの観光活性化に取り組む公益財団法人するが企画観光局(静岡県静岡市)が、代表的な地域資源である“茶”を活用した「茶事変」プロジェクトの一つとして2019年度よりサービスを展開し好評を博している「茶の間」。静岡の多彩な茶栽培地の魅力に着目し、地元の茶園・茶農家の方、観光ホテルにご協力いただき、茶畑のど真ん中にティーテラス=「茶の間」をつくり、茶畑とそれを取り巻く美しい静岡の景観を、淹れたてのお茶とともに味わっていただく、新たなお茶の楽しみ方を提案する「空間貸出し型」の体験プログラムです。
お茶畑の真ん中に設置された「茶の間」は、常緑の茶畑の風景もさることながら、周囲を大自然に囲まれた絶景の立地にも注目。特に今年は「楽しみたい、でも人混みは避けたい」と思っている方も多いことから、密を避けて自然を満喫できて、しかも茶師が厳選したお茶も楽しめるとあってサービススタートから1年6ヶ月で、約5,000名様以上の方にご予約いただいております。
そんな「茶の間」プロジェクトより、新たなお茶の楽しみ方をご提案!
これまで「茶の間」を体験された方が、SNSでお茶と一緒にお菓子をアップされることを受け、「茶の間」のお茶にベストマッチするオリジナルスイーツを、地元で人気のチョコレート専門店と共同開発。
茶の間で過ごす時間をより楽しくおいしく演出するだけでなく、お土産としてもご活用いただける、パッケージにもこだわったタブレットチョコレートを作りました。
2020年12月1日より、各茶の間にて茶葉とセットにて販売します。
「Conche(コンチェ)」監修「茶の間」オリジナルスイーツ 紹介
「お茶とチョコレートのペアリング」をテーマに、各茶の間のお茶に合うタブレットチョコレートです。
1セット 80(税込)チョコレート単品¥350(税込)
◆天空の茶の間 さえあかり×「ハイチ」
ほんのり果実味を帯びたカカオの香味がフルーティーな茶香と調和。
日本茶の熱と繊細な香気はカカオを助長し味わいを深化させます。
◆全景の茶の間 静7132×「ベリーズ」(※こちらの商品だけ発売日未定です)
カカオの華やかな芳香が調和し、特有のさくら様の茶香を引き立てる。
茶とカカオの香気が互いを引き立て合う、理想の関係。
◆富士の茶の間 高温焙煎丸火×「インド」
ハーバルな香りが共鳴し、カカオに潜む爽やかな芳香を放出する。
甘い焙じ香に果実感が加わり旨味の奥行きがグッと広がる。
◆黄金の茶の間 黄金みどりほうじ×「ガーナ」
スッと抜ける焙じ香に交わる深いカカオのコク。
ガーナの甘いスパイス香によりもたらされる豊潤な旨味の調和。
◆大地の茶の間 焙煎烏龍茶×「グレナダ」
力強いカカオ香に豊かな茶香が共鳴し強調されるフローラルな輪郭。
交差して生まれる旨味の広がり。いつまでも続く幸せな余韻。
◆里山の茶の間 笹間和紅茶×「タンザニア」
華やかな紅茶の熱で解放されるカカオのフルーティーな芳香。
見事な調和がもたらす体験は癒やしを驚きへと昇華させる。
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